パパと私、壊れた境界線―ケモノのように繋がる身体【合本版】３

石川トミー,逢見るい石川トミー（著）逢見るい

レビュー： 3.3

12 件

￥550

250 / ￥275（税込）

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重なり合う舌と舌。乳首を這う養父の指先が、娘の秘部を弄ると愛液がどっと滴り落ちていく。汗と唾液でまみれた男と女。育ての親と娘…禁断の扉を開けてしまった２人――。小春は幼い頃に、母の元彼の亮司に引きとられ、２人だけの家族として暮らしていた。しかし、あることをきっかけに、２人の境界線が壊れはじめ…。越えてはいけない一線を越えてしまった亮司と小春は、体液と愛液を混ぜ合わせ、ケモノのように求め合う。しかし、運命の悪戯はこれだけではなかった…。【※この作品は「パパと私、壊れた境界線―ケモノのように繋がる身体」の第7話～9話を収録した合本版です。重複購入にご注意ください。】

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レビュー

総合評価

平均評価： 3.3

（ 12 ）

エロスと心理の融合
この本は明らかに普通じゃないけれど、養父と娘の複雑な愛情と心理描写に引き込まれました。エロティックでありながらも、それぞれの心の動きに注目して読むと、また違った観点が見えてくるかも。
背徳感あふれる重厚な物語
ストーリーの背徳感がとても強く、心がざわつくような内容でした。小春と亮司の関係は読み進むほどに複雑で、感情移入しつつもどこか冷静を保とうとする自分がいました。この本はある種の美学を持っていると感じる反面、受け入れがたさも。
禁断のラブストーリー…気になる
こういうテーマはちょっと苦手かな。だけど、物語自体は予想を超える展開で読むのをやめられなかった。重複購入には注意してね。キャラクターが生々しくて、なんとも言えない感じがする。
禁断の扉を開けた後の世界
亮司と小春の関係性に正直戸惑いました。恋愛小説というより人間の暗部をえぐるようなストーリー。精神的な葛藤と肉体的な描写がリアルで、一筋縄ではいかない人生について考えさせられる作品。ただ、気軽に読める内容ではないです。
深みある愛の物語
読後感が強烈で、一気に読み終えた後はしばらく放心状態でした。亮司と小春の境界線が壊れる過程は、ドキドキして手に汗握る展開。倫理的なはみ出しが苦手な人は避けた方が良いかもしれませんが、物語としての深みを感じました。