売野機子のハート・ビート１巻|売野機子（著）|祥伝社| 無料マンガ・コミックを読むなら

売野機子のハート・ビート

売野機子（著）

レビュー： 4.1

11 件

600 / ￥660（税込）

祥伝社

少女・女性

FEEL COMICS swing
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詳細
- 完結
『10年後、その曲聴いた時、楽しい思い出に、全部ぬりかわっているのだ』売野機子が届ける音楽にまつわる4つのストーリー。　　若手音楽ライター・春紀(ハルキ)は、日本一の歌姫・ＬＵＬＵ(ルル)のインタビュー担当を引き継ぐことになった。中学生デビューで瞬く間に一世を風靡(ふうび)し、国民に愛され続ける歌姫・ＬＵＬＵ。彼女は、春紀の先輩ライターからしかインタビューを受けない歌手だった。先輩は歌姫の心をどんな風に開いたのか…？　古い秘密と新しい出会いのお話。[青間飛行より]　―収録タイトル：［イントロダクション][ゆみのたましい][夫のイヤホン][青間飛行] ―あなたの心をゆさぶる、ミュージックストーリー。

シリーズ

1巻から最新刊から

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レビュー

総合評価

平均評価： 4.1

（ 11 ）

音楽の魔法に溢れたストーリー
この本はまるで音楽の魔法にかけられたような体験をくれました。売野機子の筆致が繊細で、ＬＵＬＵのキャラクターに深く入り込むことができたんです。中学生デビューの歌姫との対話を通じて、昔と今の音楽シーンの変遷も感じられるし、先輩ライターの影響力も面白いと思いました。音楽が好きな人なら、きっと心に残る話ですね。
音楽愛が伝わる物語、でも少し物足りなさも
ルルのインタビューを巡る話は興味深かったですが、ストーリーが少々予測可能で新鮮さに欠けた感じがしました。作者の筆運びは流石ですし、感情の深掘りには定評があるのですが、今回はそれが生かされていない気がする。それでも、音楽を愛する人々にはオススメです。あとは物語ごとのリンクがもうちょっとあればなあと思いました。
心を打つ音楽と人生の交差点
私は特に「青間飛行」のストーリーがお気に入りです。売野機子さんの表現力にはいつも感動しますが、今作でもその才能が光りますね。物語のそれぞれに込められた音楽への愛や人生の機微が心に響きました。ただ、全体的なまとまりがもう少し欲しかったかな。それでも、音楽と人生の重なる瞬間に触れる価値は十分にありますよ。
心を動かす物語、でも終わりが物足りない
音楽の背後にあるストーリーが魅力的でした。春紀とルルの交流は新鮮で、先輩ライターの存在がとても意味深い。全体的に楽しく読めたけれど、最後の方は少し尻すぼみかな。でも、読んで損はない一冊です。
心に響くメロディのような物語
「売野機子のハート・ビート」は、音楽と人生が交錯する素敵な物語を四つのストーリーを通して紡ぐ本です。ルルと春紀の関係が徐々に進展する様子に、心を打たれました。読み終えた後も、そのメロディが心に残ります。