漫画版　野武士のグルメのレビュー

心温まる味わいの物語

定年後の人生をグルメと対話する形で楽しむ物語に引き込まれました。香住武のぶっきらぼうだけど愛おしいキャラクターが料理との絶妙な関わりを見せてくれて、心が温まります。各話を読むたびに、普段見過ごしている食の楽しみが見つかるような気がします。

定年後の「ひとり飯」が楽しい

食べ物をテーマにした漫画は多いけど、こちらは珍しく60歳の主人公が紡ぐ「ひとり飯」の世界。定年後の自由時間を満喫する様子がなんとも羨ましい。香住武が時には厳しく、時には優しく、食事と対峙するさまに感銘を受けました。

食の情熱と第二の人生

漫画を読むとお腹が空いてくるような、食に対する純粋な情熱が伝わってきます。でも、ただの食レポ漫画ではなく、仕事から解放された男性の第二の人生の楽しみ方が垣間見えるのがいいですね。もう少しストーリーに深みがあれば完璧でした。

孤独なおじさんの豪快グルメ体験！

この漫画はただのグルメ漫画じゃない。香住武さんのひとり酒、ひとり飯への情熱がこの漫画に深みを与えている。仕事を終えた後の自由さと孤独がリアルに表現されていて、読んでいると自分も散歩して地元の美味しいものを探したくなる。

個性的なグルメ漫画だが少し平坦

個性的なキャラクターと食べ物の描写に惹かれた。ただ、ストーリーのテンポが少し単調に感じるところがあったかな。グルメ漫画好きにはいいが、ドラマティックな展開を期待する人には物足りないかもしれない。

食べることの楽しみを教えてくれる一冊

退職後の人生をどう楽しむか、そんな考えを持った人には特にオススメだ。香住さんのように食事をとことん楽しむ姿勢に刺激を受けた。味も見た目も、バラエティに富んだ話が多く、読後は何か美味しいものを食べたくなる。