CYBERブルーのレビュー

ダークなSFが味わい深いが、時に衝撃的

「サイバーブルー １巻」を読んで、昔のSFの雰囲気を思い出しました。荒廃した世界でのブルーのサバイバルは非常に興味深く、作品のダークな雰囲気が魅力です。しかし、時に暴力的な描写が強すぎることがあり、それが気になることも。全体的には楽しめましたが、グロテスクな部分は苦手な人にはおすすめし辛いです。

心に残るキャラクターとメッセージ

最強のSFバイオレンスアクションと聞いて手に取ったこの作品ですが、期待を裏切らない内容でした。ブルーとファッツのキャラクターが魅力的で、特にファッツの機械としての葛藤が心に残ります。作品全体のトーンは暗めですが、その中にある希望や人間性を描く細やかさには感動しました。SF好きならぜひ手に取ってほしい一冊。

迫力のアクションに感動の絆

サイバーパンクとバイオレンスの絶妙な組み合わせがクールでした！ティノスの荒廃した世界観が良く描かれていて、ブルーの復讐譚が痛快。ロボットのファッツとの絆も感動的で、アクションシーンは迫力満点。ただ、物語がやや単調に感じる部分もあったかな。でも、SFアクションが好きなら満足できる作品です。