崖っぷちの女神～飲んだくれのバッカンテ～のレビュー

ダイナミックなおっさんと飲んだくれ女子の物語

最初、本を手に取った時の感想は、「また典型的なラブコメかな？」というものでした。でも読み進めていくうちに、アユムと営業部長サマの関係の変化がとても興味深く、感情移入してしまいました。田中先生の描くキャラクターはリアルで、特に大手酒類メーカーの設定がリッチ。それにしても、朝起きたら知らない男性の家って、そんな状況でどうなるか全く想像できなかったです！最後まで一気に読めましたが、少しややこしい所もあったので評価は「4」にしました。

飲んだくれ女子の日常がリアルに描かれています

普段から飲んでばかりのアユムが、泥酔した挙句に営業部長の家に目覚めるというシチュエーションには驚きました。物語のテンポが良くて、一気に読んでしまいました。アユムのキャラクターがとても愛らしく、会社の人間関係もリアルに描かれていました。田中先生の作風が好きで、今回も裏切りませんでしたが、少しだけ「なぜ？」と思う展開もありました。飲んだくれ女子とヤリ手オヤジの絡みは見ごたえがあったので、星3つを付けたいと思います。

泥酔から始まるユニークな物語

この本の設定が斬新で楽しかったです！主人公のアユムの波乱万丈の生活と、意外な展開にはいつも笑わされました。酒と絡めたロマンスも新鮮で、オヤジ営業部長のキャラクターが最高。読んでいてほろ酔い気分になれる1冊です。

おっさんとの不思議な出会いに一喜一憂

最初はお酒の力を借りた勢いのお話かと思いきや、意外にも人間ドラマが深かったです。アユムの成長と、予想外の展開に引き込まれて、あっという間に読了。おっさんキャラも憎めなくて、崖っぷちからの挑戦が心に響きました。

意外にハマる！お酒と仕事と恋の絶妙ミックス

日々の生活に疲れた私にとって、この本はまさにゴッドセンドでした。アユムの仕事への一途さと、予想外のラブラインがたまらなく面白い。オヤジ営業部長との関係もじわじわ来るものがあり、読後感がすごく良かったです。おすすめの一冊！