腹黒王太子殿下の子猫なニセ婚約者のレビュー

心温まる愛の成長物語

王太子と令嬢の関係が始めはビジネスライクで、それがだんだんと変わっていく様子が新鮮でした。けれど、もう少し登場人物たちの背景に深みがあればと思います。それでも、物語全体のテンポは良くてサクサク読めます。

偽りの婚約から真実の愛へ

レナード王太子とヴァイオレットの偽装恋愛が心を惹きつけます。王宮での生活の中で徐々に芽生える二人の感情がとても自然で、腹黒王太子の甘い言葉にドキドキしました。ヴァイオレットの成長物語でもあり、彼女の内面の葛藤に共感できます。読み進めるうちに最後まで手放せませんでした。

ピンチから始まるロマンス物語

舞台設定の王宮ってところにロマンを感じるけど、ヴァイオレットが結構ピンチな状況から始まるから、ちょっとドキドキしながら読んだよ。レナードがかっこよくて、ちょっと悪いとこもあるけど、根はいい人なのが伝わってきて、応援したくなる！

序盤の苦手感を乗り越えて

王太子殿下の腹黒さが際立っていて、正直、序盤はちょっと苦手かもしれないと思ったんですが、読み進めるうちにそんな殿下の本当の気持ちが見えてきて…。最後はキュンとしました。でも、人によっては好みが分かれるかもしれませんね。

意外な深さにびっくり

この本を読んで、ヴァイオレットの孤独とレナードの意外な優しさに心打たれました。ただ、途中で話の進行が少し急だったかなと感じた部分も。それでもキャラクターたちの魅力は光っていて、読み応えがありました。

腹黒王太子との甘く切ない偽婚約

最初は軽い気持ちで手に取ったけれど、ヴァイオレットの成長とレナードの腹黒さ、そして甘々なシーンにどっぷりはまりました！謎解きも楽しみつつ、二人の関係の進展が気になって夜も眠れないほど。偽婚約ものが好きな方には間違いなくおすすめです。