姫と番犬のレビュー

意外な展開に驚かされる！

この本は、一見普通の学園ものと思いきや、全然違う方向に話が進むので、読んでいて飽きませんでした。美少女が実は美少年で、しかも関西からの転校生という設定が斬新です。晶人のキャラが濃くて、関西弁で享を威嚇するシーンは笑っちゃいました。二人のやり取りが生き生きしていて、引き込まれる内容でした。ただ、美人で凶暴な晶人の背景がもっと知りたくなったので、その点が少し残念でした。次のエピソードに期待しています。

新しい学園ストーリーの魅力

『姫と番犬』は、その独特の設定で読者を引き込む力があります。全寮制の男子校に突然現れた美少女？いや、美少年の晶人のキャラクターが特に魅力的です。関西弁での会話がリアルで、彼の凶暴さと美しさがアンビバレントな感じをうまく表現されています。享との同居生活が面白くて、特に晶人がどのように関わってくるかがポイントです。物語の流れがスムーズで、読みやすいのも良かったです。もう少しキャラクターの深掘りをしてくれるともっと面白くなりそうです。

楽しさと驚きが満載の一冊

『姫と番犬』は、全寮制の男子校を舞台にした物語で、登場人物たちのユニークなキャラクター設定がすごく魅力的です。特に、美少女に見えて実は美少年の晶人のキャラが面白い！彼の関西のノリと凶暴さがとにかくツボです。そして、そんな彼と同室になった享の運命がどうなるのか、ページをめくる手が止まりませんでした。ただ、展開が急ぎ過ぎる部分もあって、もう少し物語の掘り下げが欲しかったかも。でも総じて楽しめましたし、次の巻も気になります。