曽祢まさこ初期傑作集　手錠はおどるのレビュー

珠玉の初期作品集

曽祢まさこ先生の初期作品の集大成とも言えるこの一冊、本当に楽しめました。「手錠はおどる」はもちろん、他の作品もとても魅力的で、それぞれが独立した世界観を持っています。怪盗コメディの要素が強い「手錠はおどる」では、軽快な展開とキャラクターの個性が光ります。双子ミステリーや西部劇など、多様なジャンルに挑戦しているので、次はどんな話が待っているのかとページをめくる手が止まりませんでした。曽祢まさこ先生の初期の足跡を辿れる貴重な一冊です。文句なしの5つ星です！

懐かしいけど新鮮！

曽祢まさこ先生の初期作品集「手錠はおどる」を読みましたが、どのタイトルも素晴らしいです。特に「手錠はおどる」のアルセーヌ＝ミミとロジェ＝ベルネのやり取りが面白くて、笑いが止まりませんでした。洒落っ気たっぷりのストーリー展開に、読んでいる間ずっとワクワクしました。また、他の収録作品も様々なジャンルを取り入れていて、特に双子ミステリーが良かったです。初期の作品ながらも、すでに曽祢まさこ先生らしい独特の世界観が築かれています。ただ、少し展開が読みやすい部分もあったので、星4つとしました。

古き良き時代に浸れました

この傑作集は、曽祢まさこ先生の描写力とストーリーテリングの才能が光る作品ばかりで、読んでいてとても楽しかったです。「手錠はおどる」のコメディー要素だけでなく、他の収録作品もバリエーションが豊かで飽きません。特に西部劇風の作品は、予想外の展開が多く最後までドキドキしながら楽しめました。昔の漫画の良さが詰まっていて、新しい世代にも読んで欲しいです。ただ、絵のスタイルが古臭く感じる方もいるかもしれませんので、その点で評価は3にしました。