姐さんはつらいよ！のレビュー

予想外の展開にハラハラ

「姐さんはつらいよ！」は、まさに予想外の連続でした。こみちと楓の危険な旅路を描いた物語で、読んでいる間ずっとハラハラドキドキさせられました。特に、道中で巻き起こるさまざまなハプニングが面白かったです。ただ、個人的には一部の描写が少し過剰かなと感じました。でも、それでもストーリー自体はしっかりしていて、最後まで楽しめました。ハプニングが好きな方におすすめです。

波乱万丈な時代劇

この作品、ケン月影特選時代劇としての魅力がたっぷり詰まっています。こみちと楓の二人が危機に次々と遭遇する様子は、読んでいて息をつかせぬテンポで進んでいきます。ただし、一部のシーンが過剰演出気味で少し現実感を失わせるところもあったと感じました。それでも、流れるようなストーリーテリングやキャラクターの魅力は評価に値します。暇つぶしにはちょうど良い一冊。

引き込まれる艶道中

「姐さんはつらいよ！」は、おんな二人の艶道中というキャッチフレーズそのままに、魅力的なストーリーでした。こみちと楓が無事に大坂まで辿り着けるのかという緊張感がたまりません。ただ、大阪到着までの一連のエピソードが繰り返し感があり、少々冗長に感じる部分も。しかし、それを上回るキャラクターの魅力と緻密なプロットが魅力的で、最後まで飽きずに読めました。次回作にも期待しています。