えっ？ 私が裏吉原の花魁に!?（分冊版）のレビュー

異色の世界観が新鮮

「えっ？ 私が裏吉原の花魁に!?」というタイトルに惹かれ、つい読んでしまいました。普通のOLだった柚南が裏吉原で調教されるシーンはショッキングで、正直苦手な部分もありました。しかし、物語が進むにつれてそんな柚南が少しずつ変わっていく姿には感情移入せざるを得ません。三味線弾きの男の登場で希望が感じられる結末になっており、続きがとても気になります。この異色の世界観は一度読む価値があると思います。

感情のジェットコースター

普通のOLだった柚南が、職場でのミスから裏吉原に引き込まれるという突拍子もない設定に「これ、本当にありえるの？」と思いながらも、ページをめくってしまいました。彼女が調教されるシーンは本当に痛々しいものでしたが、その中にも強さを見せる柚南の姿に共感しました。そして、三味線弾きの男との交流が彼女に新たな希望をもたらしてくれるところが良かったです。終わり方が気になるので、次も読みたいと思います。

意外な展開が魅力的

この作品、表紙のインパクトで手に取ったけど、内容はそれ以上に驚きの連続でした。朝野柚南の人生が一気に転落するシーンは手に汗握りました。特に裏吉原に入るまでの描写がリアルで、思わず感情移入してしまいます。そこからの調教シーンはちょっとハードで読むのが辛かったけれど、三味線弾きの男との出会いがある意味救いで、心が温まります。全体的には暗い雰囲気だけど、一筋の光明が見えるストーリーに引き込まれました。