大物女優の付き人は、ほぼ奴隷の日々でした。（分冊版）のレビュー

リアルすぎる裏側が面白い

大物女優の付き人として働くボクちゃんの視点から描かれる芸能界の裏側がとてもリアルで興味深い。給料が安く、仕事は大変だけど、その中で見える女優の素顔や芸能界の人間関係が垣間見える点が、この本の魅力だと思う。時々心温まるエピソードもあって、厳しい現実の中にも希望が感じられる。自分もこんな職業に挑戦してみたいと思うけれど、現実は相当に厳しそう。続きが気になるので、次の話も読もうと思う。

驚きの連続

この本は、付き人の仕事がどれほど過酷であるかをリアルに伝えてくれます。確かにお金の面では報われないけれど、その分得られる経験や人間関係は貴重だと思います。特に主人公が経験する女優とのやり取りや芸能界のドロドロした一面には驚かされます。ただ、内容が少しセンセーショナルに描かれすぎている感じもあり、その点で真実味には若干の疑問を感じました。それでも、非常に面白い読み物として楽しめました。

やりがいはあるけどキツイ

この本は一度読み始めると止まらなくなります。芸能界のことを何も知らない一般人にとって、付き人の仕事内容やその大変さがよくわかる内容でした。ただ、読み進めるうちには「これって本当に必要なこと？」と思うような無茶振りも多々ありました。主人公のボクちゃんの頑張りに感心しつつも、少々同情してしまう部分も。それでも休む暇なく働く彼の姿勢に感動しました。評価は3つ星にしましたが、時間を忘れて読める一冊です。