なつかしい日本をさがし台湾（分冊版）のレビュー

懐かしさ感じる一冊

台湾の街を歩きながら日本統治時代の建物を巡るコミックエッセイ。作者が描く風景や現地の人々との交流が、まるで一緒に旅をしている感覚を味わわせてくれます。特に、古い建物が今も大事に使われているシーンには胸が熱くなりました。ただ、情報が2013年から2014年のもので現代のものと比較すると少し古いのが残念でした。それでも、台湾の街並みと日本の歴史が交錯する場面は感慨深く、一読の価値ありです。

古き良き時代に思いを馳せる

街歩きが好きな人にとって、この本は絶対におすすめです。タイペイやタイナン、高雄を中心に、今もなお日本統治時代の建物が大切にされている様子がとてもよく描かれています。そして地元の方々との心温まる触れ合いも印象的。ただし、取材が少し古いため、最新の情報を期待する人には注意が必要かもしれません。それでも、日本と台湾との関係や歴史を感じることができて、とても満足しました。

少し物足りない

日本との歴史を感じられるこの本を非常に楽しみにしていました。台湾の街並みと日本統治時代の建物は確かに興味深いのですが、取材が少し前のものであるため、最新情報に欠ける点が少し残念でした。それでも、現地の人々との温かみある交流や、懐かしさを感じる風景を楽しむことができたので、街歩きや歴史好きな人には一読をおすすめします。