痴女リズム【電子単行本】【18禁】のレビュー

意外と面白いが、好き嫌い分かれるかも

痴女リズムは、とにかく刺激的な内容が満載。義也が幼馴染の真夏との関係に悩む一方で、ギャルの戸狩が登場してからの展開が早くて、初めての体験を予想以上にリアルに描かれているのが印象的でした。ただ、正直なところエロ要素が強くて読むのが少し気が引ける場面もありました。さくさく読み進められる一方で、この種の作品が苦手な人にはちょっとハードルが高いかもしれません。個人的にはまあまぁ楽しめました。

中途半端な感じが否めない

痴女リズムはエンターテインメント性があるものの、途中で物語が中途半端な感じもありました。義也と真夏の関係がもう少し掘り下げられていたら良かったと思います。義也が戸狩に弄ばれるシーンは確かに衝撃的で、エロティックな描写が非常にリアル。ですが、そのリアルさが時にストーリーの流れを阻害するような印象を受けました。読んでいてちょっと疲れるかな、という感じです。一度読んだらいいかなというのが率直な感想。

期待以上のエロティック体験

痴女リズムは思っていた以上にエロティックで、義也と戸狩の関係性が非常に生々しく描かれています。最初は義也がどうなるのかと思いましたが、物語が進むにつれてMの性癖に目覚めていくプロセスが興味深いです。真夏との関係もまだ途中で気になるけど、このシリーズの続きが気になって仕方がない。挿絵も綺麗で、表情や動きが非常に細かく表現されていて、視覚的にも楽しめる部分が多かったです。