崩壊夫婦～サレ妻の復讐・シタ妻の本音のレビュー

夫婦のリアルを描いた作品

結婚の現実を突きつけられるようなストーリーでした。流歌と颯真の関係、まさに仮面夫婦そのもの。特に子どもができないことで生まれる不安や、夫の浮気の疑惑が加わることで、本当に辛い状況に思えました。智姫のキャラクターも、自由を求める一方で家族のことを考える葛藤があり、感情移入しやすかったです。この本を読んで、結婚について考え直すきっかけになりました。最後はどうなるのか、続きが気になる作品です。

共感しかない！

私の心に深く響きました。流歌の苦悩や嫉妬、そして復讐心がリアルに描かれていて、自分の経験を思い出させるものでした。特に智姫の奔放さは、妻としての立場から見ても理解できます。ただ、登場人物たちの選択も気になるところで、どんな結末になるのかとドキドキしながら読みました。モラハラや不倫というテーマは、深い内容でありながらも面白くて、一気に読んでしまいました。読後感も考えさせられるもので、友人たちとの話題にしたい作品です。