comic 死角のレビュー

予想外の結末に驚愕

この『comic 死角』を手に取ったのは偶然でしたが、今では本当に良かったと思っています。各ストーリーが短いながらもしっかりと世界観が構築されていて、特にあらふじぺすの「初奇奇怪怪恋」は意外な展開が待っていて驚きました。サスペンスとホラーが見事に融合した作品で、ページをめくる手が止まりませんでした。作家さんたちの個性が光っていて、どの作品もオリジナリティに溢れています。まさに心臓がバクバクするような刺激的な一冊でした！

愛と狂気の境界線

『ホラーアンソロジーcomic 死角』を読みましたが、もう最高でした！それぞれのストーリーが独立していて、どれもホラーの要素がしっかり詰まってます。特に志水アキの「女の霊がついてくる」は、ちょっと背筋が寒くなるような恐怖感がありつつも、奥に隠された愛の形がすごく印象的でした。松本あやかの「薔薇に大樹」も不気味なのに美しさがあって、心を掴まれました。全体的に読み応えがあり、愛と狂気の絶妙なバランスを感じさせてくれました。隣にいる人が何を考えているのか分からない、そんな不安感がよみがえってくる一冊。これはリピート必至です。

恐怖と美のハーモニー

『comic 死角』を読んで、まさに新しいホラーの形を見た気がします。井上まいの「テノヒラ」は、恐怖感がありつつも、どこか哀愁漂う美しさがあって心に残りました。読んでいる間、恐ろしいことが起こるたびにどこか心の奥が苦しくなります。これぞホラーの醍醐味ですね。各話ともに、独自の切り口で愛と狂気が描かれていて、想像を超える面白さがありました。ホラーが好きな人にはぜひ手に取ってほしい一冊です！