東条さかな『恋してキスしてかんじゃいたい』じれったくて甘いオメガバースストーリー！

本記事で紹介するのは、東条さかな先生の『恋してキスしてかんじゃいたい』です。

クールでむっつりなα×おとなしめな処女だけどエロいΩの許嫁同士によるオメガバース作品。

もっと触りたいけど触れない……。じれったくてとろっとろに甘い、男子高生の思春期ならではの葛藤ラブストーリーに注目です。

『恋してキスしてかんじゃいたい』のあらすじ

Ωのアキヒロは、ある日、両親から許嫁を紹介されます。相手は近所に住む同い年のα・レイヤ。

突然の報告に初めは戸惑っていた2人でしたが、少しずつ互いの素の姿を知り、想いを寄せ始めます。

そんな2人の最近の悩みは、好きが溢れすぎて「もっとえっちなことがしたい！」ということ。しかし、2人は高校生のため、両親からセックスを禁止されています。

それでも欲求が止まらないレイヤとアキヒロ。両親の目を盗んでこっそりと触り合いをして、なんとか踏みとどまっています。

もっと触りたいし、エッチなこともしたいけど、最後まではできない。止まらないこの衝動を2人はどう乗り越えていくのか……。

愛想がなく、クールで冷たい印象のレイヤ。そして、おとなしそうで、誰に対しても愛想がいいアキヒロ。周りから見ると「レイヤがアキヒロを乱暴にしているのではないか？」と誤解されそうですが、実際の2人からはデロッデロに甘い雰囲気がダダ漏れしています。

クールに見えるレイヤはむっつり童貞で、アキヒロにベタぼれ。脳内で、いつもアキヒロとのいろいろな妄想を繰り広げています。

おとなしそうなアキヒロは処女ですが、エッチなことが始まると急にスイッチがオン。恥ずかしそうにしつつも、エロさMAXでレイヤを誘っています。

学生という理由で、両親からセックスを禁止されているレイヤとアキヒロ。それでも、思春期の彼らがすべてを我慢するというのは難しいもの。

そこで2人が考えたのは、親の目を盗んでこっそりキスをしたり、身体を触れ合ったりすることでした。

このこっそりする触れ合いが、何ともエロくてたまりません。

本当は最後までしたいけど、それはさすがにダメなこととわかっている2人。そのギリギリのラインで触り合う様子が、背徳感があって燃えます。

ココがこの漫画の最大胸キュンポイントじゃぁぁぁぁ！！

許嫁と紹介された当初は、お互いに戸惑いが大きくぎこちなかったレイヤとアキヒロ。

レイヤは許嫁だと紹介されても、アキヒロにまったく関心を示しません。そんなレイヤの冷たい態度に、アキヒロもどうすればいいのかわからず、怖じ気づくばかり。

しかしその後、初めて学校で一緒に昼ご飯を食べたことをきっかけに、お互いのある表情を見て好意を持ち始めます。

そこから少しずつ、許嫁として距離を縮めていく2人。

両親に内緒でこっそりと触れ合い、あふれ出る欲求を何とか抑えます。好きだからこそ、自分たちの置かれている状況をきちんと理解して行動する2人の姿が健気で初々しいです。

東条さかな先生のオメガバース作品『恋してキスしてかんじゃいたい』。

αとΩの許嫁同士が、ただの許嫁という関係から本当に好きになって愛をはぐくんでいく過程にうるっとさせられます。

オメガバースになじみのない人でも、サラッと読める純愛ストーリーです。ぜひ、ご覧ください。